孤独の映画アドベントカレンダー 『羅小黒戦記』 【1日目】

大ヒットアニメ映画 羅小黒戦記を見てください

紹介したいものは「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)」という中国で作られた現在公開中の劇場版アニメです。

実は中国では公開後大ヒットしており、歴史的興行成績を残している。

先月この映画を見まして、それはもう感動しました。

今年見たアニメ映画の中でも1,2を争うほど面白い作品です。

とにかく見てくれ

初めて見たときのツイート

戦闘シーンがいい

ドラゴンボールのようにビュンビュン動くしNARUTOのように妖術が飛び交います。(すみませんあんまりNARUTO知らないまま例えに使いました) しかも、線の数が少なかったりやデフォルメされていたりとシンプルな画面作りになっていて、そのスピード感のわりには動きを追いやすくなっています。

ただスピード感があるというわけでもなく、キャラクターごとに得意な妖術を持っておりそれを活かした攻撃が立て続けに放たれます。 時にはその場所にある物体を使った攻撃、妖術によるだまし討ち/奇襲など多種多様で見ていて全く飽きません。むしろ一生見ていたいと思ってしまうほど。

戦闘シーンはそれぞれの能力を活かしたものになっていますが、戦闘中に能力の説明などは基本的にありません。 あくまで画面上の動き、エフェクトで表現している印象があり、スピード感が途絶えることのないものになっています。

ごちゃごちゃ言いましたが要はすげー速さでバンバン色んな技が繰り出される能力バトルは最高ってことです。

日本のアニメに慣れてていても見やすい

海外のアニメ(特にアメリカ産)というと、ディズニーの3Dアニメやいわゆるカートゥーンをイメージすると思います。

中国産のアニメもキャラクターのデザインや動かし方は日本人がいつも見ているものと異なって来ると思います。 しかし、羅小黒戦記はその違和感が比較的抑えられているように見えます。 日本のアニメの影響を受けているかはわかりませんが、日本人でも違和感なく視聴できると思います。 舞台は中国なので、異文化を感じる場面はあるかもしれませんが特に気にならない程度です。

加えて、作中では木火土金水のような属性の概念も出てきますが、これは日本のアニメでもよく扱われる概念なので抵抗なく受け入れることができるでしょう。

もし中国の映画かよ・・・と抵抗があるのでしたら、安心して見ても問題ないと思います。

ストーリーが王道

この作品は某ジブリ映画のような王道なテーマを描いています。 布教のための文章内に、できる限りネタバレや内容を推測されることを書きたくない信条なので詳しくは伏せておきます。 ただ、今このご時世に中国のアニメがこのテーマを描くということに強いメッセージを感じざるを得ないし、深く考えさせられてしまう。 決して画面が楽しいだけの作品ではなく、強く心に訴えかけてくる作品だと思います。

主人公が他の人たちと出会い、考え方や感情が揺れる描写もしっかり描かれていてドラマ性においてもよくできていると思います。

大筋のストーリーについてもネタバレになってしまうのであまり言いませんが、前半と後半で違う映画と言ってもくらいゆったりとしたほのぼのロードムービーのような要素、一瞬も見逃せない妖術バトル要素、主人公の成長/葛藤に涙してしまうような感動要素など一言では表現できない多くの要素が100分間に詰まっています。

登場人物がみんな魅力的

ここだけ「あとで書く」の状態。 というのも1人1人が非常に魅力的で書いていたらきりがないからです。 なのでもう・・・見てくれ、見てくれよ(思考放棄)

私が好きなのは終盤で5秒くらい登場する目が髪で隠れたパーカーの能力者です。 あとそのすぐあとに出てくる道端で寝てるおっさんも好きですね。(見た人は多分わかる)

今、予約しよう

実はこの映画、なかなか劇場で席が取れない。 日本での公開は一応9月公開らしいが、見られる劇場は少なく何週間も先の予約が埋まっている状況が続いていた(その時期は私も知らなかったのであまり事実関係に自信はない)

しかし、11月あたりからは劇場も増えてきており、東京ならば比較的容易に予約が取れるようになっています。 関西での予約状況は把握していないが、早めに予約することに越したことはありません。

公式のTwitterアカウントでも現在の予約状況がツイートされているので参考にするといいでしょう。

まとめ

というわけで現在公開中の映画である羅小黒戦記を紹介しました。

アドベントカレンダーという特性上時間が足りずすべてを書くことはできませんでしたが、ツイートするよりかはたくさんのことを書けたと思います。(いや、別に1人で勝手にアドベントカレンダーと称してるだけなんですが・・・)

ぜひぜひ劇場公開中という貴重なこの瞬間を逃さないようよろしくお願いします。

正直中国のアニメというものを舐めていた部分がありましたが、今回でかなり考え方がかわりましたね。はい。

というわけで明日の投稿者は「ほろあま@horoama」さんです。私ですね。 同じくこのブログでおすすめ映画投稿します。

追伸

パンフレット買ったら日本のアニメーターがべた褒めしてる文章が載ってて面白かったw

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