おっさん


TL;DR

  • とあるお兄さん経由でおっさんと知り合った
  • おっさんが”The おっさん”って感じで会話がめちゃくちゃしんどい
  • 将来おっさんにはなりたくない

こんにちは。久しぶりの投稿です。
Twitter見てればわかると思いますがいつも通りです。

このブログで次はちょっとした技術ネタとか書こうかなと思っていました。 一旦ちょっとしたお気持ち長文を投稿してハードルを下げていこうと思います。

この前”敬老の日”だったのでおっさんの話をひとつ。 (ここで述べる「おっさん」は一般的なおっさんではなく、今回取り上げる人物を指し示す言葉です。決してクソデカ主語として捉えないでください)

話の話

世の中には面白い話と面白くない話があります。 これは主観的なもので、人によっては面白い話も別の人にとっては興味すら沸かない、ということがありがち。 実際に人と会話をする際は、なんとなく相手が知っていて興味がありそうな話題を選んでいると思います。

SNSが広く使われている現代でも、顔を合わせた会話をしたいという気持ちがあるはずです。 これは勝手な憶測なので、人と顔を合わせてコミュニケーションを取りたくないという人もいるでしょう。 自分もどちらかといえばそっちですが、やはり会って話したいという気持ちも少なからずあります。 その根底には、より人の内面に近い、個人的な想いを共有したいというものがあるはずです。 そして、聞く側にフォーカスを当てると、これもまた他者の内面(好きなもの、嫌いなもの、楽しいこと、不安なことetc)や公でない情報を知りたいという感情があるはずです。
人はみな秘密を誰かに言いたくて、そして秘密を知りたいのです。

と思っていたのですが、そんな雑談すら苦痛で「死にたい、今すぐここで舌を噛み切りたい」と思ってしまう相手を知ってしまいました。

おっさんと友達になった話

ここを見ている方はご存知だと思いますが、4月から東京で生活をしています。 人が多い場所に来ると多少は出会いも多くなり、5月頃にとあるイベントで知り合いが増えました。 この人自体はどちらかというと、おっさんというよりはお兄さんって感じです。 お兄さんは社交的で人脈も広いようで、お兄さんの誘いで飲み会に行くと幅広い年齢・職業・趣味の方が集まります。 お兄さん自体は気さくで全然いいんです、大丈夫なんです。

今回お話するのは、このお兄さんではなく、その飲み会で知った40くらいのおっさんについてです。

とりあえず、おっさんとの出会いから時系順にイベントを追っていきましょう。

お兄さんの誘いで飲み会

さて、先ほどのお兄さんに誘っていただいた飲み会ですが、知らない人と話すこと自体はそこそこ楽しかったです。 そして、その場にいたのがその”おっさん”です。 他にも3,4人ほどいたので、その場ではおっさんのおっさん性には気づきませんでした。 が、その時におっさんのLINEを交換したことが仇となります。

おっさんホームパーティ

しばらく経ってそのおっさんに誘われ、おっさん宅でのホームパーティー的なものに参加しました。 そこでまた出会ったのが「タワマンおじさん」です。 語感の関係でおっさんではなくおじさんにしましたが、おっさんと同じ年齢です。 タワマンおじさんはおっさんの元同僚で今は裕福な感じらしいです。 話すともっと長くなるので、今回はタワマンおじさんの詳細は割愛します。

おっさんと居酒屋

その後おっさんと少人数(計3人くらい)で呑む場面があり、会話をするうちにおっさんとは恐ろしい存在であることに気づきました。 おっさんがどういう会話をするかは後述するとして、とにかくおっさんは隙あらばLINEで呑みに誘ってきます。 その誘いの文面は、よくネットでおっさんぽいと揶揄されるようなものでした。(言葉遣い、絵文字のセンスなど) かと言ってこっちもTwitterみたいなノリで返信するとチグハグな感じなってしまうので、自分もなんとかおっさん感のある文面で返信してしまいます😆✨

おっさんのタワマン

何度か呑みに付き合うことがありましたが、直近で会ったのはタワマンおじさんのタワマンで花火を見るという催しでした。 (タワマンの空調がクソだったり景色がさほどだったりであまりいい思い出はない) そこではおっさんとはあまり話さず、他に来ていた比較的年齢が近い人と話していました。 どうでもいいのですが、親子連れなのか幼稚園児くらいの子供も来ており、シンカリオンと仮面ライダーの話が通じて勝手に喜んでました。

おっさんの話術とは

何度か話した結果、おっさんがどういう存在かわかってきました。 まぁ、その…絶望的に話が合わないのです。 いや、「絶望的に話が合わない」では100%伝わらないのでストレートに言います。 「肥大化した自尊心と凶悪な善意から成る説教じみた一方的な会話」が辛かったのです。 さきほどから「おっさん性」という言葉を使ってますが、具体的にはこの会話の特徴を指します。 基本的なおっさんの話術は「相手に対して質問攻めをする(おそらくこの時点で何でマウントを取るか決めている)」→「それに対して自分の意見を延々と話す」を繰り返すものです。 いやぁ〜素晴らしい。

もう少し具体的にその話し方を説明しましょう。 例えばおっさんが「今どういう仕事してる?」という質問をしてきます。 それに答えると「自分は〇〇の仕事をしていて凄く頼られているんだぜ」という話に繋がります。 実際はやっていることについて詳細に話しだすので、おっさんのターンがとっっても長いです。 そして、だいたいそこからタワマンおじさんを例に出し、人脈自慢を始めます。

勝手にそのおっさんを分析すると「友人がタワマンに住むほど成功した」というコンプレックスから強固な人間関係と自身の仕事経験で他者にマウントを取ることでしかアイデンティティを確立できなくなってしまったのだと思います。 そのおっさんは中二病的な「無知さと多感さ」ではなく「経験と鈍感さ」から生まれる全能感から”意識高い高い”になってしまったのでしょう。

僕達はどう生きるか

と、色々ディスりましたが、結局私はそのおっさんと馬が合わないだけなのだと思います。 そもそも私は今までそういった年齢層の方と話すことが少なく、ただそういった経験が足りないだけなのかもしれません。 自分自身、あまり積極的に話題の主導権を握るタイプではないのが悪いのかもしれません。 もしかしたらおっさん側も同じくらい「楽しくないなぁ」と思ってるのかもしれません。 なんとか楽しませようとして、そうなっただけなのかもしれません。

そして、ふと何が悪かったのだろう?どうすればおっさんとお互い楽しく会話できたのだろう?と考えてみるも全然わかりません。 将来自分もきっとおっさんになるはずですし、もう既にその域に少しずつ入ってしまっているかもしれません。 自分がおっさんになること自体はまだいいです。ただ、将来自分が若者を苦しめる存在になるのだけは絶対に嫌です。 とりあえず今の自分で考えてみたおっさんにならないための対策としては「相手の興味や好みに注意を払って話す」ことかなと思いました。 どんな自分語りも、どんな自慢話も、興味が有る分野なら聞いてて基本的に苦痛にはなりません(のはず…)。 そう考えると、今まで発表練習などで耳にした「相手の反応を見ながら話す」という行為は非常に重要で有意義なのだなと感じました。

まぁ、それができたらおっさんではないのですが

おっさんとのその後

タワマンパーティの直後、そのおっさんから「次はタワマンおじさんと3人で一緒に飲もう」という話がきました(原文はもっとおっさんぽいです😆✨)。 ひとりのおっさんでも限界なのに、タワマンおじさんまでついてくると一人で立ち回れる自信が無いです。

なので、私はブラック企業に勤めている雰囲気を出して「しばらくは一緒に呑めなさそうです」とその誘いを断りました。 (実際は暇さえあれば秋葉原でプリチャンをする)

おっさんとのやりとりはそれが最後になり。そして、一ヶ月以上の月日が経ちました。

でも思いました。このままおっさんのことを知らず歳を重ねると気づかないうちに自分はおっさんになってしまうのではないかと…
彼を知り己を知れば百戦殆うからずとあるようにおっさんと私を知る必要あります。 なのでそろそろおっさんに連絡し、再び言葉を交わしてみようと思います。

I begin to find an idle and fond bondage in the oppression of aged tyranny; who sways, not as it hath power, but as it is suffered.

リア王 第一幕第二場